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御柱を見に行き、結局諏訪湖1周コース。

数えで7年ごとに行われる諏訪大社の御柱祭、信州人として半世紀も生きてきたのに見た事がない、

バイクなら駐車の心配が要らないので、ちょっと見学に。
2004/5/5

生憎の雨降りでした、19号線を塩尻で直進するとそのまま20号線へ、これから塩尻峠を越えて岡谷へ。 先ず、下社の秋宮へ、下社が岡谷側で春宮と秋宮の2社、上社が茅野側で前宮と本宮の2社、合計4社をお参りに行きます。 7年前(正確には6年前)に建てられた御柱を抜いた後、ここに新たに御柱が建てられる。
山の方へ遡ると、*しめかけ*と言う場所に8本の御柱が安置されてます、巨木です。 有名な木落坂、国道のすぐ脇にあります、下から見ると以外と大したことがないように見えます、、が、 木落坂を上から覗くと、ものすごい急勾配、ここから落ちて行くなんて信じられん、、ほんと。
*しめかけ*に有った看板、木落坂のひとこま、これを木落坂で想像すると、震えが来ますが、私が諏訪の男だったら、間違いなく参加しますよ。 木落坂では、御柱の後ろをロープで固定して前に引けるだけ引きます、その固定する柱、ピンと張られたロープを斧でスパッと切ると一気に落ちて行く仕組みですね。 又、戻って、今度は春宮へ、お祭りの準備に余念のない地元の方々。
春宮も、秋宮も、ほぼ同じ作りです。今回は御柱がメインなので、ろくにお参りもしなかった気が、、、(^_^;) 御柱を建てる準備完了と言うところでしょうか、後3日後の此処は人で溢れるのでしょう。 雨に煙る諏訪湖の対岸に上社があるので、ともかく湖岸道路をひた走る、連休最終日なので渋滞がー、、。
上社の本宮です、一番規模が大きなお宮、此処は昨日御柱が建てられ祭りの後の弛緩した雰囲気が漂う、鳥居の奥に御柱が見える。 一番巨木の、本宮一の御柱、この御柱が建てられるのをTVで見て急に来ることになりました(笑)。 一応人間と比較するために記念写真(笑)。雨降りなんだけど、バイクは合羽着たままなので、歩くのには楽ですねー。
本宮二の御柱何故かこの柱だけ皮が剥かれてない、隣の老木も凄い。 この際なので全部の御柱を見て回ることに、しかし足下はドロドロで凄いことになってる。本宮三の御柱。 本宮四の御柱を遠くから望む、境内の4隅にそれぞれ建ってます。
多分 本宮です、ともかく沢山建物があるので良く分からないのが実状、境内は誠に広い。 本宮への参道です、雨だというのに沢山の人が、で、合羽も着てるし少し汚れた茶店に遠慮なく入って、多分冷凍のそばを食う、よって今回は食事の映像は無し(笑) 本宮から少し離れた前宮へ、この鳥居から、えーっう程民家の有るところを歩いて登る。

 

お約束の御柱の画像、前宮一の御柱。 前宮には、この建物しか有りませんでした。 前宮二の御柱、建てた地元の方々でしょうか、愛おしげに御柱を見てました。
前宮三の御柱。 前宮四の御柱。 前宮四の御柱の裏側、よく見るとこすられて平らになった状態が分かります。
御柱用に設置された滑り台、熱気の跡が残ってます。 途中で鍵がないと騒いでた山ちゃん、シートの上に置き忘れてあった(笑)、やはり神様詣でを沢山したので、御利益として誰も持って行かなかったのです、で、この件で御利益はお仕舞い(笑)。 御柱の通る街道筋は、見物用の桟敷席があちらこちらに、祭りの日は凄い熱気なんでしょうね。
湖岸道路の釜口水門の噴水、諏訪湖の水の出口は此処の水門しかないのです、で、水門から下は天竜川ですね、と山ちゃんに言ったら、げ、この汚い水があの天竜川、、、淀川と同じやんと言ってましたが、天竜川はこれから下流で浄化されます、淀川は、、比べるな(笑)

 

と言うことで、合計4宮と16本の御柱を見学してきました、

下社のこれから始まるお祭りのクライマックスに向けた凛とした張りつめた空気と、

上社の祭りの後のいくらか物悲しい弛緩した空気を交互に感じられ、

走行距離は少ないものの充実したお散歩になりました。


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