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信州奈川のとうじ蕎麦



幻のそばと言われる信州松本奈川の新蕎麦を、カントリーロッジ木の実では10月1日から奈川の郷土料理の、とうじ蕎麦にして11月4日まで期間限定でご提供します。



とうじそばをご存じない方に。



信州野麦峠周辺の寒村に伝わるおもてなし料理です。

かつてはお米が採れない寒村ではそばが代用食でした。お客様がお見えに成った時など、鍋に山で採れたキノコや鳥獣の肉を入れて出汁を取り、そこに茹でたお蕎麦をとうじ籠という柄の付いたザルに入れて、シャブシャブのように出汁で暖め、お椀に入れて食べると言う料理です。

そばを投げ入れる様に見えるので投汁蕎麦と言います。投汁蕎麦は登録商標なので、とおじ蕎麦とか、とうじそばとひらがなで表記してます。

本来はその家の奥様などが、わんこ蕎麦のような状態で客人が食べたら間髪を入れずにドンドン蕎麦を食べさせることで、お腹いっぱいにさせる料理でした。

その郷土料理をもう少し洗練させたのが現在のとうじそばです。木の実では鰹出汁に鴨肉、キノコ、油揚げ、刻みネギを入れたお鍋でそばをとうじて頂いてます。

勿論、新蕎麦ですからザルで楽しむことも出来ます。

とうじそばの美味しいつゆが残りますので最後はオジヤにして、本気で満腹になって頂くのが恒例となりました。

とうじ蕎麦もさることながら、木の実はそば屋ではないので、お泊まりの方にとうじ蕎麦以外の料理も出さねば成りません。基本的にはお腹に貯まらない居酒屋の肴を目指して色々と考えてます




カントリーロッジ木の実での晩秋の季節限定料理です。秋の日に、紅葉と、落ち葉の匂い、身に染みる温泉の暖かさ、そして旨い肴と、豪快にそばをとうじ蕎麦で食す幸せ。



近年、大好評ですが大勢の方に対応できません。10名様が限度で、ご予約をお断りする場合もありますので、ご予約はお早めに。

今年は、10月1日から11月4日までの期間限定となります。